運命感

私は「マッチングアプリを使うと運命感がなく、なんか嫌」

というくだらない理由から、

マッチングアプリはあまり好みではない

 

 

 

何故嫌なのか考えてみた

 

①人に審査されている感覚

(審査する分にはすごく楽しい)

 

②自分のことを良く見せようとしてしまう感覚

 

③相手になんとか合わせようとする感覚

 

④1人の女性だけでなく、多くの人に「気になる」ボタンを押す

 

⑤1人が同時にメッセージをやり取りできるのは最大でも10人くらいで、定員が決まっており、狭き門を通過しないといけない

 

 

ザックリこのあたりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

何かに似ていないだろうか。

 

 

 

 

 

 

そう、就職活動である。

 

 

 

①人に審査されている感覚

これはエントリーシートの提出から役員面接までの流れとそっくりだ。

 

(審査する分にはすごく楽しい)

面接官の気持ち。

気になる子のESとかはちゃんと見るけど

興味ないとすぐポイってするでしょ。

 

 

②自分のことを良く見せようとしてしまう感覚

これは性格適正検査とか

面接で少し盛って答えるのと全く同じ。

 

 

 

③相手になんとか合わせようとする感覚

「グループディスカッション」これでしかない。

 

 

④1人の女性だけでなく、多くの人に「気になる」ボタンを押す

「大量エントリー」

 

 

⑤1人が同時にメッセージをやり取りできるのは最大でも10人くらいで、定員が決まっており、狭き門を通過しないといけない

 

企業側にも採用の枠決まってて

女の子も彼氏採用枠(大体1枠)って決まってるでしょ

 

 

 

受験が終わった、就活が終わったと思えば

これである。

言うならば「彼氏採用試験」である。

 

18歳 大学入試

22歳 入社試験

25歳 彼ピッピ採用試験

 

 

普通に出会って結婚できる社会ではあるものの、現実はそこまで甘くなく

若干しゃーなし彼ピッピ採用試験を受けるのだ

 

いざ使い始めてみると

もちろんめちゃくちゃ好みの企業(女の子)がいたら全力でアピールするのだが、なかなか通らない。

 

女の子は企業と違ってお祈りメールなんて送らない。左にスワイプするだけ。

唯一ここだけは違うのだ。

しかし他は同じ。

 

 

運良く

AちゃんとBちゃんで迷っていたとしたら

両方に御社(あなた)が1番ですと言い、中途半端にキープする。

 

 

就業条件の所に書いてある平均残業時間と

実際働き出してから知る本当の残業時間とのズレは

 

アプリの写真の顔と実際会った時の顔が違うのと同じである。

 

 

 

 

 

とまぁこれだけ嫌と言いながらも

これをやるしか暇つぶしするものもないので

今日も元気に100スワイプ

 

 

友達の紹介とか、職場が一緒とか、

仕事で知り合ったとか、カフェで一目惚れしたとか

 

なんでもええから出来るだけアプリを使わずに出会いたいと思うのだが、現実はね…

 

 

こうして

日々、渋々マッチングアプリを使いながら

実世界でたまたまの出会いを希望している

そんな毎日である。

 

毎月利用料4000円を支払いながらも

アプリが流行する以前まで当たり前だった「運命感」を感じながら良い出会いを探したい。

 

 

 

週3焼肉